こんにちは、近藤まゆみです。
愛知県岡崎市で週末雑貨屋「あとりんこゴッチャ」店主、平日はデザイン業の二足のワラジスト。ひょんなことから三足目の、自主制作本の編集・制作・販売しています。
パン講師のぱん工房くーぷ・門間みかさんとの出会いからリトルプレスで本を作りAmazonで販売するまでを思い出しながら書き起こしていきます。
雑貨屋をオープンさせる
父が亡くなり実家の片付けを手伝っていた2012〜3年ごろ。
毎週月曜日は片付けの日に決め実家に出勤していました。釣り道具や盆栽道具など父の趣味の道具が山のように詰め込まれていたプレハブ小屋。
出しては捨て、出しては捨て、最後は小屋も壊してスッキリさせようねっと母と話していました。
ずっと前、鉄工場の仮食堂にしていた小屋でした。
床が見え壁が現れると、むかし皆で囲んだ食堂の光景が蘇り、ほんわか幸せな気分に浸れました。
そんな時ひらめいたことは
「そうだここで雑貨屋を始めよう」
弟に壁と床にコンパネを貼ってもらい、母と二人でペンキを塗りました。
「お店にはあとりんこの雑貨と友人のリメイク古道具雑貨を並べたいな。」
古道具を扱うために古物商の免許も申請しました。
こんな田舎の人通りの少ない場所で雑貨屋始めて集客はどうしよう?
手作り市に出店してのんびり宣伝していこうとかな…と考えていた時、事務所の食堂が気になりだした。
「焼き菓子やジャムを作って売りたいな…」
実家には工場と事務所と母屋、その事務所にはキッチンが単独設置してあったんです。
こっちも荒れ放題の物置状態だったけど片付けが始まり、だんだんと綺麗になってきました。
菓子製造業の許可を取るために保健所に相談に行き始め、
食品衛生責任者の講習も受けました。
つづく
(近藤まゆみ)