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BOOK:おいしいおやつのできあがり

ぱん工房くーぷ×オーヤマくん
おいしいおやつのできあがり
〜バームクーヘンと折り紙おやつシフォン〜

門間みか(著・撮影・スタイリング・文)
ユズ(編集・デザイン)


単行本 (ソフトカバー)
[出版者] 門間みか・Citrus Design
[出版日] 1版第1刷 2023/02/14

[本のサイズ] A5版 
[本の厚さ] 4.09mm
[本の長さ] 94ページ
[言語] 日本語

[発売日]
[初版]2023年02月14日 完売
[第2版]2023年7月30日 完売
[第2版第2刷]2024年4月12日

[定価] 4,500円(税込)

内容紹介、ショップサイトへのリンクは、著者メッセージをご覧になった後②ページにあります。

著者からみなさまへ

新刊 おいしいおやつのできあがり
が完成しました。
「薄くて、高い本」
それがみなさまが、この本から受ける正直な印象だと思います。

「薄い」理由をお話します。

「リッチとリーンで30日シリーズ」は紙が厚く、しっかりした作りでしたが、ページの開きにくさがありました。新刊は同シリーズより10ページ増の94ページです。わたしは少部数で仮本を製作し、実際に1週間、使い心地を確認、その上でこの薄手の紙を採用しました。ブックスタンドに立てても、テーブルにおいても、しなやかに開きます。この使いやすさが、レシピをより身近なものにしてくれると信じています。

「高い」についてお話します。

Instagramで情報を発信していると「作り方を教えてください」と気軽に聞かれることがよくあります。フリーのレシピが巷にあふれている昨今、手塩にかけたレシピは果たして正当に評価されているでしょうか。特に書籍の場合、人々の意識に「薄利多売」の論理が働き、物理的な形をもたないレシピやデザインの価値に対し、目を向けられることが少ないと感じております。大手出版とは作り方が全く違うリトルプレス(自主制作)において、作り手と受け手の認識の違いに苦しみ悩みました。
何十回と試作を繰り返し、1年かけ作り上げたレシピたちを手元から旅立たせるにあたり、私は自身の誇りと、私も含めた制作陣が、次への創作意欲を持ち続けられることが、なにより大切と考えました。29レシピ掲載、1レシピあたりにすれば約155円となります。このような計算は本意ではありませんが、1冊の価格に対し、みなさまのご判断材料のひとつにしていただき、ご理解いただけますと幸いです。

それではみなさま、
おいしいおやつのできあがり
をどうぞよろしくお願い申し上げます。


ぱん工房くーぷ 門間みか

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